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多分1500枚くらい壁紙をまとめています。

2008/08/03(日) 23:45:05

田能村竹田

田能村竹田の本を一年以上探し続け、

なぜか京王線沿線の古ぼけた町の古本屋さん見たいなところにおいてありました。

しかも非売品の「田能村竹田全書」(昭和11年前後出版)が三冊ぞろい。

普通の現代小説の棚にぽんと入っていて、偶々見つけたときには

声を出さんばかりに嬉しかったです。しかも買える値段。

古書ってかなりいい加減に値段をつけてるので、昨日1500円で買った本が

今日ご自由にお持ちくだされの箱に入っていたりします。

あまりにも喜んでしまったので何とか誰かに買われる前にとどきどきして、

はっきりいって売れるはずなどないのですが、

お金が手元に入るのを辛抱してじっと待ってついに今日

ほとんど衝動買いに近い形で買ってしまいました。



が、さすがに読めない。一応全書ではあるのですが、無論この時代の

全集にふさわしく解説や漢文の書き下しも一切なく

項の大半は漢字しか書かれていないという代物。

書簡文は何とか読めなくもないのですが、漢詩やちょっとした覚書風なものは

残念ですが今の自分には到底太刀打ちできないものです。



ところでいつか教えていただいた民法の本は最近読み始めました。

法律の本を前回との間に4冊はさんでしまったので、内田民法に手を

つけるのは遅れてしまっています。



まったく関係ないのですが、携帯小説がはやっているらしいとのことで

実際どんなものなのでしょうか?

「恋空」とか批判がとても多いように思えるのですが、

読んだことのない方からの誹謗は一応正しかったとしても除いておいて

実際にちゃんと読んだことある人の感想を知りたいです。
 
2008/06/18(水) 22:11:40

憲法学について

以前情報屋さんというサイトに取り上げていただいた際に、

このブログはただ壁紙を紹介しているだけだから良いと言って頂いたのですが、

関係ないことを書きます。

ただの読書として法律に関する本を読んでいるのですが、

いったいどれから読み始めればいいのかわからないので

とりあえず↓

憲法 第4版










を読んでいるのですが、これを読んだ後は一体何を読んだらいいのか

さっぱりわかりません。一応佐々木惣一郎さんの「日本国憲法論」を昔買ったので

次はそれを読もうと思います。

ただ憲法に関する本がたくさんあって

こんな本とか↓    こんな本とか↓
憲法〈1〉憲法判例 第5版











内容が重複しているかとかが判断しかねるので

もし法学部の人とか読んだことある人とかその他おもしろい本を

知っている方がいらしたら教えてください。

そして次は民法の本を読むのがおそらく正しい順序だと思うのですが、

それもわからないのでもし詳しい方がいらっしゃいましたら同時に

ご指南お願いいたします。





一冊の本を連続して終わるまで読み続けることが苦手なのでいくつも同時に

色んな本を読んでいます。

今読んでいる本は


jjギブソンの生態学的視覚論―ヒトの知覚世界を探る
    アフォーダンス理論を聞いたことのある方はいますか?

亀井勝一郎の人間の条件
    青春って何だろう?

図解雑学 ゲーム理論 (図解雑学シリーズ)
    ビューティフルマインド ナッシュが一時期ブームになりました(?)

河上肇の自叙伝
    自分が持っているのは昭和24年発行の古書

後は色彩学に関する本がちらほら。



アフォーダンス理論が気になって4、5冊読みました。

物理学者のファインマンは心理学を嫌っていてあれは科学じゃない

というようなことを度々いっていたようなのですが、このギブソンのような

物理的な空間軸や時間軸を私達が生活するなかではいっそ抽象的な

概念であると否定して、今自分達がまさしく自ら知覚しているものこそ

本物の世界であるという考え方は、ファインマンがもし知っていたらどう受け取るの

でしょうか?(ひょっとすると知っていたのかもしれません)

最近ディラック現代物理学講義 という本が新刊で来ました。

ディラックについてはあまり詳しくないのですが、下の写真はファインマンとディラックの

性格の違いをきれいに表している写真でかっこいいと思います。

feyndir2.jpg
左がディラック 右がファインマン


バックミンスターフラーの宇宙船地球号操縦マニュアルの最後の

解説ページにファインマンについての記述が少し書いてあります。

なんでも、人のいうことを其の儘受け取ることを嫌ったファインマンは

自分自身で物理学の公式のほとんどを五年かけて再発見していったらしいです。

其の間に作ってしまったのがかの有名な、といってもほとんどの人が知らないですが、

ファインマンダイアグラム↓。

feynman-diagram.png


膨大な数式を使った量子力学の問題を幾何学的視覚的に解くことの出来る

この図形は最初否定されたらしいです。しかしその後別の数学者が出てきて・・・

このあたりの歴史はとてもおもしろいです。アインシュタインとかボーアとかが

一緒の写真に映っていたり、アインシュタインがフリーターの頃のフラーを

夕食に招待したり。

もちろん日本でも色々な偉人達がいた時代です。河上肇の自叙伝は

明治時代の雰囲気や生活を知る上でとても興味深いし、

なんだか少しうらやましいと思ってみたりします。

本当に想像するままの日本という形が感じられて、しかものんびりとした

笑い話がたくさん伺えます。このあたりの話は清水一さんという方のエッセイが

とても面白いので古本屋さんで見つけることが出来たらぜひ読んでみてください。


日本らしさが何であるのかは難しいところですが、当時、大正時代

前あたりに日本文化を発見した!と外人さんが行っていた頃にも、

現在と同じように日本の文化を白人の人たちが理解できるのかという

問題が色々いわれていました。

建築家のブルーノ・タウトは大変に日本贔屓の人でわざわざ日本から彼のもとへ 

建築を勉強しに行った人が、

「なぜ君たちはドイツに来たのだ?私達が日本で学ばなければならないこと

ばかりだというのに。」

といったという話が残っています。

うれしいことです。

が、しかし、こんな話もあります。

太平洋戦争が終結してアメリカ軍占領軍が日本にぼろぼろやって来た時に、

どこかに司令部みたいなものを建てたいということになったそうなのですが、

あの時代で公共の建物以外の大きな建築というとやはり伝統的な日本家屋ぐらいしか

ないので、手ごろなところを見つけてそこに司令部を作ったそうです。

しかし其の司令官は「何で庭の石に苔が生えてるの?」といい始めて、

部下の兵士にタワシを持たせこすって全部はいでしまいました。

まあ、仕方ないといえば仕方ないですね。想像すると少し笑い話ですが。

もうひとつ。同じアメリカ人の建築家のフランク・ロイド・ライトが作った

日本の帝国ホテル(今は移築されています。)も当時占領下におかれていました。

そして亦そこに担当になっていたアメリカ軍の司令官が

「なんでこの建物の壁の色は白じゃないの?変だろ。」といって

駄々をこね始めたのです。そしてペンキを使って勝手に白へ塗り替えようとしたのですが、

いくらなんでもあのライトの建築をペンキで塗るわけにも行かないので、

司令部お付の日本人が死に物狂いで説得して止めたそうです。

そしてその後、何でこの司令官は矢鱈に白にしたがるのかと気になって

調べてみたところ、この司令官、軍人になる前はなんと田舎の貧乏クリーニング店の

息子だったらしいです。

だからかと、一同納得。それともあきれたのかもしれませんが。

アメリカ人は白が好き。

まあ、人種とか性別とかによる生まれながら先天的の色の好みの傾向は

おそらく存在しないで、あくまでその後の教育や文化の関係で

方向性が決まるともいわれていますが。




長くなりました。













 
2008/02/21(木) 10:38:51

誰か戦前を知らないか?

誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答 (文春新書)という本を読みました。

対象生まれの作家さん山本夏彦という方がかかれたもので、当人はもう亡くなられています。

戦時中はとても飢えていたとか、荒廃していて物が何も無かったとか、

個人的に絶対嘘と勝手に思っていたのですが、この方いわく

「終戦の日でも東京では電車が走っていたし、しかもとんかつ屋までやっていた。」との事です。

しかも、食べ物がなくなってわりあい困ったのは東京の空襲があってからで、

それまでは特になんと言うことも無く飢え死にした人なんかいやしなかったと書いています。

此の人自体がずっとそういうことを言って来て仲間を集めようとしたのですが中々おらず、

ある戦後の日に田舎に戦時中住んでいた人と話しあってみると、彼らは食べ物に

困ることなんてまったく無かったといったそうです。

正直自分で畑を耕し田んぼを作ってる人が食料に困るとは実際考えにくいと思います。

以上に困窮して戦争に挑んだという割りに、あの当時、開戦から終戦までに出された本も

普通にありますし。

ただ、戦争後半になると日本は兵器を作れなかった(これは今と同じで鉄や石炭石油が国内に無かった)ので

明らかに重要なものの度合いが人命から戦艦や銃のような物へとシフトしています。

「米国の正体」という1944年発行の海軍中佐の書いた本を見てみると中に自身でも

アメリカと日本の兵器と人命とに対する重さの考えの違いに気づいて考察に述べています。

つまりは

「アメリカはどこまで言っても資本主義的だ。兵器や軍艦がいくつでも作ることができる。

しかし日本はそれができずに東南アジアを使うしかない。

この差が、お互いの新聞をしてアメリカには被害の人数を

日本には沈んだ戦艦の数を書かせしむるにいたる。」

しかもその後に、

「此のことがある以上は日本に勝機が無くもない」

と結んでいます。








が、























そんなはずない










誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答 (文春新書)
誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答 (文春新書)

 
2008/01/25(金) 21:51:22

坂の上の雲

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)


といってもまだ2巻読んでいる最中ですが、

おもしろいです。兎に角面白いです。

相当長い小説ですが、そろそろドラマ化されるらしいので、

なんだか残念です。

池澤夏樹さんの世界文学全集の1巻の「オン・ザロード」

これも面白いです、翻訳の仕方が。

原文を見てないのでなんともいえませんが、

ちょっとまてよ!!まじかよー!!!信じらんないぜ!

見たいな感じです。

2巻は小説よりも主人公の生き方が、ある誰でも知ってる有名人ですが、

凄いと言う事で取分けて小説として面白いのかわかりません。

複数の本を同時に、しかもジャンルをあえて別々にするようにしているので

飽きずに読むことができています。

今は

「坂の上の雲」

1943年発行の真珠湾攻撃がどんな様だったか戦争中に書かれた本

世界文学全集一巻



2番目の「航潜湾珠真(本当は旧字体)」はなんだか歴史的に

価値がありそうですが多分そうでもないのではないかと。

1000円でしたが定価が150銭であることを考えるとボッタクリです。

こういう本を読むとどんな様な考え方に進ませようとしていたのか、

どんな性格の人がそういう風に戦争を仕掛けたのかわかりますが、

ただ日本の普通の人がどう考えていたかはつかめません。

わくわくしていたのか(日清戦争あたりはそうだったらしい。)、

困ってたのか、戦争を賛成だったのか反対だったのか不明瞭です。

ちなみに作者さんは○○大尉となぜか本名は出さずして出版社は

読売新聞社に候。
 
第1位

女性の品格 (PHP新書)
女性の品格 (PHP新書)
posted with amazlet on 08.01.09
坂東 眞理子
PHP研究所 (2006/09/16)
売り上げランキング: 18
おすすめ度の平均: 3.0
5 内容を採点しながら読むとよい
2 ('×`)
1 恥知らずでバカなオバさんの書いた本


流れに乗って失敗したパターンですが、でも売れました。

いわゆるフェミニスティックな本で、

作者に品格がないとか言われちゃってます。

こういう本は苦手です。

ジェンダージェンダー最近のひとはうるさすぎ。

なよなよした男うざいだろ、だって。








第2位
ホームレス中学生
ホームレス中学生
posted with amazlet on 08.01.09
麒麟・田村裕
ワニブックス (2007/08/31)
売り上げランキング: 25
おすすめ度の平均: 4.5
5 自分自身も洗われて、素直になれる気がしてきた。
3 兄弟の絆を感じる
4 ベストセラーに納得


これも今では誰でも知ってる本になりました。

でも、結果的に多分ほとんど嘘です。

麒麟の田村はトークの中で乗せられてはなしている途中で

貧乏な生活をした話しが膨らみすぎてこんなんなってしまったとか。

まあ、それでもおもしろいのでまあいいかと。







第3位
鈍感力
鈍感力
posted with amazlet on 08.01.09
渡辺 淳一
集英社 (2007/02)
売り上げランキング: 378
おすすめ度の平均: 2.5
1 なぜ売れてるのでしょう…
2 こんなもんだよ、自分が鈍感なんだろ!
1 もっと批判されてもいい



なぜ去年売れた本は

こんなにも批判されてるのか。

売れてるのにつまらないし、評判が悪い。

おかしなブーム。

この本も筋が通っていないとの批判が多くてでも売れた本。

兎にも角にも自己啓発?(逆かも)な本。







第4位

日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心 (プレイブックス・インテリジェンス)
飯倉 晴武
青春出版社 (2003/01)
売り上げランキング: 325
おすすめ度の平均: 4.0
3 よくまとまっていますが
3 取り上げた題材はいいのに
4 広く浅く


こういう本はなかなかいいのではないのかと。

ただこの本が売れてることはまったく知らなかったです。

昔の日本人のしきたりとか行事とか好きです。

いや、日本人だので。

基本的に日本の生活の精神は仏教から来ているという意見は

賛成してみます。







第5位

新・人間革命 第17巻 (17)

なぜか画像がない。

そしてレビューもない、なぜでしよう?









第6位

田中宥久子の造顔マッサージ (DVD付)
田中 宥久子
講談社 (2006/12/16)
売り上げランキング: 15
おすすめ度の平均: 4.5
4 効果あります!
5 お顔にセルライト?!
5 本とあわせて。



これは本という形で出していますが、DVDが主です。

すごいらしいです。

考えてみたら男性はまったく買わない本なのに

ここまで伸びてるというのはとにかくすごいです。

評判もとてもよいです







第7位

ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第
関 暁夫
竹書房 (2006/11)
売り上げランキング: 1980
おすすめ度の平均: 3.0
4 信じるか信じないか
1 あっそ・・・って感じ。
1 まあこの程度か



なんだかもうほとんど発表した後に出した本なので

知ってるよ、それ、っていう感じ評判がいまいち。

まったく知らない人は読んでみると面白いのではないかと

同じ系統だとこっちのほんの方が評判がいいです。

超都市伝説スペシャル 信じるか信じないかそんなの関係ないッ (5次元文庫 あ 1-1)
総本家あすかあきお
徳間書店 (2007/11/09)
売り上げランキング: 3964
おすすめ度の平均: 4.5
4 あすかあきお氏のおもしろネタ
4 飛鳥ワールドを楽しめるダイジェスト版!
5 飛鳥昭雄ワールド入門書









ここで

ポケモンの攻略本が入るのですが、

カットします。

いやレッド、グリーン、ブルー、しかしらないです、ポケモンは。

カメゴン?フシギダネ?







第10位

恋空〈上〉―切ナイ恋物語
美嘉
スターツ出版 (2006/10)
売り上げランキング: 3030
おすすめ度の平均: 2.0
1 レビューwwwwwww
1 かんどう
5 _


恋空〈下〉―切ナイ恋物語
美嘉
スターツ出版 (2006/10)
売り上げランキング: 2474
おすすめ度の平均: 2.0
1 ヤリ空の人気に嫉妬
1 自信を持とう
1 ヒント:たてよみ(他のレビューもたてよみしてみよう)



どうなんだろう。評判があまりにも悪いのでなんともいえないですが

今年は読もうと思っています。

本の表面はとてもきれいなものだと思います。

読んでないのに否定してる人が多すぎてどうしようもないです。

しかしこの文体が今の日本語って言うのはやめたい気もします。

いろんな人が否定しまっくて、それでも試してみようとかやってみる人がいて

なんだかんだで定着してしまうのが言語のいい流れ。

今の形の詩とか小説とか100年前は大反対されてたわけだし。

いいものはなくならい、悪いものは淘汰される。

でも何かでとりあえず新しいものを圧迫しないと悪い物かどうかの

判断もされないまま残ってしまう。

戦後も漢字を本気で消そうとしたけど残ってるでしょう。

この件についてはこの本がとてもいいです。

東京セブンローズ〈上〉 (文春文庫)
井上 ひさし
文藝春秋 (2002/04)
売り上げランキング: 151701
おすすめ度の平均: 5.0
5 本当に大切なもの
5 おもしろい!かつ勉強になります
5 日本語の素晴らしさを再認識


この本だけは人生に一度でもいいから人に読んでほしい。






第11位
国家の品格 (新潮新書)
藤原 正彦
新潮社 (2005/11)
売り上げランキング: 330
おすすめ度の平均: 3.5
5 日本のアイデンティティー
5 基本的な内容には同感
2 日本人の日本人による日本人のための・・・


アメリカの日本、この流れを止めたいので書いてみた本。

死ぬほど有名で、読んだ人も多いのではないでしょうか?

戦争は勝ったものが正義となる。

ここでパスカルという昔のおじさんの言葉で

「力の強いものは正義。」という言葉があります。

パスカルの言葉を編集したパンセという本に書かれています。

このことはすごく秩序だって証明されていて面白いです。

とりあえず日本人アイデンティティとか言うのだったら、

大学生は酒を飲むのをやめたほうがいい。

なんでか?この話しは長くなるので書きません。

かってにそう思ってるだけです。

あ、髪染めるのもやめたらどうかと。







第12位

赤い糸 上
赤い糸 上
posted with amazlet on 08.01.09
メイ
ゴマブックス (2007/01/26)
売り上げランキング: 81107
おすすめ度の平均: 1.5
1 痛い…
1 ・・・・・。
1 いろいろな意味で、痛い本


多分携帯小説ブームに載った本。

最近の中学生とかが読んで人気になった本。

まあ、悪影響?読んで共感したらもう感染済み?

この内容が感動するものかはどうかとして、

親が子供に見せたくないような描写が多い小説をはやらせてしまうような

国家は品格がない。

とか、大きなことを言ってみたり。








「総評」

売れてる本だからこそ、批判が激しいのかなんなのか、

それとも流行に流されて買ってしまうのが強かったのか

ほとんど評判が悪いです、ちょっと面白いです。

個人的に去年ははじめての文学シリーズが中々でした。全12巻全部集めてしまいました。

一番は特にないです。短編は作者ごとにというか、話しごとに

面白かったりそうでなかったりするので。

山田詠美の「眠れる分度器」が印象に残っています。

よしもとばななの短編は全体的に不思議でこのままTUGUMIを読んでみました。

TUGUMI(つぐみ)はとてもいいです。そんなところです。

ところで村上春樹の短編は「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことにて」(あってるかわからない)

が昔読んであまりにもすごすぎて、この短編集は好きになれなかったりしました。

「象の消滅」 短篇選集 1980-1991にはいってます。その他の短編もあまり、おもしろく、おもしろい?

なのでこの4ページの短編だけ本屋で立ち読みしてください。すごいです。

村上さんの長編は全部好きです。なんだかんだで何時間も読み続けてしまいます。

 
2007/12/28(金) 00:20:57

神聖喜劇と石川啄木

神聖喜劇ついによみおわりました。

500ページ5巻。長編どころの騒ぎじゃないです。

読み始めて、あきらめて、またどこまで読んだかわからなくなって、

はじめにもどりの繰り返しで多分1年以上かかりました。

この小説のすごいところはとにかく読みづらいどころです。

全部戦時で召集された期間の話が主なのですが、

主人公の観念の世界に入りそれが現実に戻るまでの

数十秒に考えたはずの出来事が、150ページくらい続きます。

私はふと思い出した。ふとじゃない。ふと150ページ考えるやつはいない。

でもそれでも日本の戦後の文学の中の最高傑作のひとつではないかと思います。

って言われてるだけですが。確かに面白いです。長いです。






作中の中に膨大な数の古典、漢詩、和歌、近代詩、軍隊内務書、

いつかの戦時中の何とか大会の宣言文の引用が

だいたい全体のうちの5分の1。

つまり丸々一巻分占めてあります。

それは小説といえるのか?

いや、面白いですよ。

ホントに。









で、その中に色んな名言とかがあって

その中に載っていた石川啄木の詞がとても素敵だったので

石川啄木の詩集を神田の古本屋街で買ってきました。

和歌文学全集「石川啄木編」っていう本です。

これはかなりの名著です。

昭和十一年発行。ちょうど70年前の本。もちろん旧字体。

1936年。石川啄木死後24年。

正直詞のほうは好きなのほとんどないです。

そんなもの。仕方ない。

この本の中で石川啄木も

「歌を作ることを何か偉い事でもするやうに思つている、
  
 莫迦な奴だ。」って書いてる。

だから読み手も無理に感動しなくてもよい。

そんな気がする、多分。うん。

その詞のことよりも、

石川啄木の書いている評論と日記がとてもすばらしいです。

これは読む価値ありです。

要約すると、

「てか、マジ社会つまんね〜wwwww

なんか、面白いこと起きろよwwww

俺いきてるかちねーかもなw」で結局酒と女に溺れる。

って言うことです。











ここで好きな詞を引用。

「高きより飛び下りるごとき心もて

   この一生を

   終えるすべなきか」


            
          石川啄木ー「一握の砂」ー 








神聖喜劇に載っていたのは、詩集「呼子と口笛」の「家」という詩です。

この詩は長いので書きません。しかも「呼子と口笛」が

もう復刻でもおいてないので、図書館でもいったり、

古本で見たり、神田にいったり。

ちなみに、内容は、

大人になって仕事から帰って何気なくタバコを吸うと、

その懐かしさから昔考えていた理想の家と家庭のことが思い浮かんできて、

切なくも思い出してしまう。

それはとてもごくありふれた平凡な日常である。

若いときの夢を思い出すのはむなしいことだとはわかっているのだけれど、

誰にも言うことのなく思い出してしまう。



神田古書データベース